当社のワイン

私達はより美味しく,より健康に配慮し、地球に優しいワインを求め続けています。

1960年代後半からワインは世界的に販売が広がり、工業製品と同様に大量生産大量消費の波に乗り、大量の農薬が消費される様になりました。1990年代に入り有機農法,自然農法の見直しに伴いEUでは農薬の規制も強化されましたが、未だ発癌の危険性がある農薬も使われています。 残留農薬の量は規制値に比べて2桁以上小さいですが、蓄積効果がないとは言えないと発表した学者もいます。

このような事情に鑑み、あれやこれやのワインをつまみ食いするのではなく、これはと思った生産者とはずっと付合っています。このような生産者は大規模生産者ではありません。従って何でもかんでも、しかも何時でもあると言う訳ではありません。また、日本人ほど正確性を重んじる訳でもなく,ラベルは曲がっていたり貼り直した痕があったりする生産者もいます。それでも、彼等の作る透明感のあるワインに魅力を感じるのです。 私達はこのようなこだわりでワインを輸入しています。

当社は通関後自社の地下セラーにワインを直ちに搬入します。 生産者が自家のワインに対して払うのと同じ注意を持って大事に保管し 自社の管理責任の下に出荷しています。 20年にわたる保存の結果ワインは理想的な状態で熟成しており60年以上前のワインも良好に保存されていることが判りました。

ワインは物理的化学的な変化を一定にしながら熟成させることが大切です。温度変化、湿度変化、機械的振動、光学的撹乱、不用意な香りの侵入を避け、新鮮な空気が循環することが必要です。これらを100%達成するためには完全な天然地下セラーが望まれますが都会では無理でしょう。

このためエアコンなどの装置に頼ることになります。しかし、この種の装置による制御は温度や湿度の微小振動を常に与えることになります。例えば制御装置で温度を15度に設定したと言っても実際には13度と17度の間を短い時間で行ったり来たりしています。これは微小な温度変化を常にワインに与えることとなり望ましくありません。

当社では地下にセラーを作り電気的な装置による制御はできる限り排除してより自然な状態でワインが熟成できるよう配慮しています。

ある日本酒の蔵元さんが面白いことを言われました。「日本酒は育ててから出荷しますが、ワインは買われた方も更に育てるのですねえ」正にその通りではないでしょうか。

見学は事前に連絡いただければ随時お受けします。